2011年6月

  • 家族

    娘ちゃんごめんよ。。

    6/15の事だったと思います。 嘔吐下痢に家族中が苦しめられはじめの頃、娘ちゃんは普段元気で無邪気に遊んだり、覚えかけの言葉をしきりに元気よく発していました。 そんな中、発症した嫁さんを病院へ連れていくため娘ちゃんの着替えをしていました。しかし遊びに夢中で中々着替えに応じません。時折座り込んで私の呼びかけにも応じません。私も体調が悪かったせいできつく娘ちゃんを呼んだところ、飛び上がるようにして私のもとへ駆け寄り、「待ってね!待ってね!」と涙ながらに訴えてきました。そうです。座り込んでいたのはお腹の調子が悪く、正に用を足していた最中だったのです。 私は何とも申し訳ない思いでいっぱいになりました。   子供は親を選べないという話があります。確かにそのとおりかも知れません。が、私は少し違う思いがあります。 あの世で、次どの人生をスタートするかを選べるとしたら。というように正にあの世をより良くするために人生という修行を行うという説もあります。 そして、人生のエントリーとともに生まれ育つ親を選べるとしたら・・・それって何だか素敵だと思いませんか?   娘ちゃんを見て思うのです。 「あなたはこのパパと、このママを選んで生まれてきたんだね」 そんな風に思うと、子育てにまた違ったやる気が湧いてくるのは私だけでしょうか? 自分の親との関係もイメージしてみて下さい。面白く新鮮に映りませんか? 友人、恋人、同僚など傍に居る方々やペットに対しても気持ちが優しくなりませんか? 何等おごる事無く、平和に暮らしていけそうに思いませんか? 親子の微笑ましいイメージ   毎日必死に言葉を覚え、いつもニコニコの娘ちゃん。 私たち夫婦はあなたから沢山の事を教わっているよ。